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【新潟県新発田市】座った状態から立ち上がる時に腰が痛い患者さん
椅子に座って、そこから立ち上がろうとすると腰に痛みがある女性の患者さんです。
結果からいうと、問題は「足の指」でした。
腰ではありません。
昔は草履とかを履いて生活している時代もありましたが、
今は靴を履きます。
靴を履いて歩くと足の指ってあんまり使わないです。
歩いているけれども足の指が動いていないという状態。
イメージで良いのですが、歩いているということは全身の運動です。
全身を使って歩く。
つまり全身の皮膚が動いています。
でも指は使っていない(動いていない)となると
皮膚が足の指の付け根の裏に溜まります。
溜まると皮膚のコリみたいなものができます。
この部分はコリなのでここを中心に他の皮膚を引っ張ってしまいます。
なので動き(この場合は立ち上がる)の動作時に腰の周辺の皮膚を引っ張ってしまい
「腰が痛い」と感じます。
これが問題になりますので、この状態を解決するには、
「指の付け根の裏のコリ」を緩めると腰痛は解決する。
と言う結果になります。
実際に腰は良くなりました。
これは実感しないとウソに聞こえますが、身体は部分で区切られていません(腕、腰、足とか)。
名称としてわかりやすく呼んでいるだけで、身体は1つです。
そう考えれば不思議ではないですね。