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【治るとはどういうことか?】
こんにちは。
新潟県新発田市の整体すった家のすずきです。
本日もお願い致します。
人間は風邪をひいて何もしなくても良くなり、膝をすりむいて血が出てもかさぶたがはって皮膚が元通りになったりというように、自分で「治せる力」がもともとあります。
それが「自然治癒力」と呼ばれるものです。整体などの施術で症状を改善していく、という方法はこの本来持っている「自然治癒力」を引き出すための方法でしかありません。どんな症状でも治してしまう「魔法」とかではないです。
しかし患者さんからしてみると「治してほしい」という願望があるわけです。その「治す」ということをどのようにとらえるか?という部分での誤差が生じているように感じています。
宣伝的には「なんでも治せる!」といえば、興味を持つ人は増えるでしょう。しかし、本来の自然の流れには逆らっているように思います。
「治る」と言ってしまえば、患者さんは依存して、自分の体をかえりみないで、体に負担のかかることを平気で行い、症状が出れば「治る」という施術を受けにいく。
実際は自分が体に無理をかけていることが原因で症状が出ているのに、そこに気づけないでいる。
それを続けていれば「治らない」という現実が待っていることも知っているべきだと思います。