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【新潟県新発田市】ギックリ腰の原因が腰ではなかった患者さんの症例
朝起きた時はなんともなかったのに、急にギクッと。
腰が崩れる感じ。
腰に力が入らない。
いわゆるギックリ腰です。
最近は急激に寒さが増しました。
寒暖差や気温の差が大きければ大きいほど体に不調が出やすいように感じます。
この患者さんは、「腰に問題がない」ギックリ腰でした。
皆さんは、ギックリ腰や腰痛は腰を触らなければ治らない。
とか、腰を揉めば良くなると思っているかもしれません。
そうではない場合があります。
この患者さんの問題は「お腹」と「足指」にありました。
腰には全く関係なさそうです。
お腹の奥には「大腰筋」という腰痛に関係している筋肉があります。
足の指は、人間は二足歩行で地面に接地している唯一の場所です。
地面からの反発を最初に受けなければいけません。
うまく足の指が使えていないとその反発を捉えることが出来ないで、足首や膝に負担がかかることもあります。
その延長で腰に負担がかかることもあるのです。
ということで、この患者さんはこの2か所を施術することで、症状が改善いたしました。
でもですね、全てのギックリ腰が1回で良くなるかといえばそうではないですね。
これも人によりますので、ひとつの症例としてご理解くださいね。