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【当たり前が当たり前ではない時代】
こんにちは。
すずきです。
本日もお願い致します。
今当たり前に思っていることって少し前ではとても考えられないようなことってあります。
例えば、スマホだったり、セルフレジだったり、電気自動車だったり。
でも少し経てばそれが当たり前に思ってきます。
逆にないと不便だったりします。
じゃあ、体についてはどうなのかな?と考えてみると検査の機械とかお薬とか技術の発達によって昔よりも良いところがありますよね。
ただ、それは良い事なのだけれども、ちょっとした不安があります。
自分の体をどう自分で見ているのかな?ということです。
例えば、検査をしました。糖尿病でした。と言われればそれに対してお薬が出たり、治療方法をお医者さんが提案するでしょう。ああ、これで大丈夫。あとは安心。と思うかもしれません。
でもですね、これはご自身の生活が悪いために起こることですよね。ここがちゃんと理解できているのか?が一番大切だと思っています。そうじゃないと、「自分は何をしていてもいいんだ」「誰かが何とかしてくれるんだ」という風に考えるのではないかな?と思うんです。
この例は極論だとは思いますが、痛みやしびれで来院される人の中にも一定数このような考えを持っていると思っています。やっぱりですね、こういう人は治りが悪いんですね。
「良く出来ない方が悪い」みたいな考えになっています。体が痛みやしびれを出すということは、「おいおい、ちょっと今のままでは体がおかしくなってしまうよ。でも自分では気づいてないみたいだから、痛みやしびれを出して教えてあげよう」という体からのメッセージです。
それをどのようにとらえるのか?がその人次第になってくるんですね。たぶん昔はそれが当たり前で、少しでも調子が悪いと感じれば休もうとか、休憩するとか。風邪気味ならネギを首に巻くとか。そんな民間療法があったはずなんですね。
でも、今はそれが当たり前ではなくなってしまったんですね。体が一番ではなくて、仕事やお金が一番になっているような気がします。すると体のことはおいてけぼりになっていて、薬を飲めばいいだろう。一瞬で良くなる方法はないかな?みたいに考えてしまうわけです。
いくら科学や医学が進歩しているとはいえ、体の構造は変わってはいません。人間の体自体は変わっていないわけです。便利になった。ことは良い事ですが、勘違いをしてはいけないのだと思っています。