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背筋をピンとすることでのデメリット

「背中が曲がると嫌だから今の内から背筋はピンとしておこう!」

「姿勢が悪いよ!」と言われてピンとしていることが当たり前になった。

日ごろから背筋を良くするように努めている方は多いかと思います。

 

当院では姿勢をピンとすることが良いとは教えていません

むしろ全身に力を入れて背筋をピンとすることでのデメリットがあります。

 

1大胸筋が固くなる(凝る)

胸を張ることで胸の筋肉が常に力が入っている状態が出来上がります。

単純に胸が凝ります。

 

2血液が頭の方に行きにくくなる

大胸筋が凝ることで、血液が頭の方に行きにくくなり(筋肉に血管や神経が通っている為)、頭がボーっとしたり、頭痛やめまいなどの症状が出たりします。

 

3そり腰になりやすい

というか、だいたい反っています。

反りすぎの人が多く、そういう人は腰痛になります。

 

4そもそも本人に自覚がない

反っている、大胸筋が凝っている、全身に力が入っている。

ということを本人は気が付いていません。

なので、症状が出て人から指摘されないと気が付かないです。

そして、背筋をピンとすることを止めて、自然な姿勢でいることに慣れないので改善に時間がかかります。

 

なので自分がどういう姿勢をしているのか?

わからなければ、自分が普段の姿勢をしている時に力が入っていないか?

などを気にしてみると良いかもです。

 

 

 

 

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