人間関係はどこに行ってもつきものですね。

人間関係に悩む人は、相手との距離感がうまくとれていない感じがします。

一言でいえば「やさしい」と言えるけれども、それで苦しんでいるのであればちょっと考える必要がありますね。

〇を書いてこれが自分。

もう一つ〇を書いてこれが相手だとします。

この距離感が大事です。

相手と接するということはこの〇同士がくっつく時になるわけです。

でもどこまでくっつか？

が問題です。

①私なら、〇同士がくっつくくらいがちょうどいい関係が保てる。

②〇同士が重なりだすと、ちょっと嫌な感じがしてきます。

③もっと重なってしまうと、もう相手と自分の距離がかぶってしまって、相手を背負うくらいになっています。

どの距離感が自分にとって良いか？

は人によって異なりますが、人間関係に悩んでいる人は②や③の状態のはずです。

②や③だと何かしらの「思惑」があるような感じがします。

例えば

「ここで仲良くなっていれば、物事が頼みやすいから仲良くしておいた方がいいかな？」

「この人と表面的に仲良くしていれば会社ではそんなに悪い立場にはならないだろうから…」

「本当は嫌いなんだけど、自分を押し殺してでも仲良いそぶりをしておこう…」

みたいな感じです。

それが積み重なって、本来の自分ではなくなり「自分は何をしているのだろうか？」や「自分は何をしに生まれてきたの？」とか「世の中はこういうもんなの？」

というふうに考えてしまいます。

でも結局は自分でしんどい方に進んでいるということに気が付かなければいけませんね。

相手がどうこうよりも、それも踏まえて、「自分がどうしたいか？」を大切にしていくと良いですね。