検査などをして「痛い場所に問題がなかった」という方もいます。

でも痛い。

なので原因が不明です。

ではどうすればいいのか？

「痛い場所以外に問題がないか？」

を疑うのが良いと思います。

当院でも「痛い場所に問題がない」場合があります。

というかほとんどそうです。

問題がないというのは、「痛い原因がそこではない」ということです。

例えば、腰の痛みがある患者さんで腰に原因はないと言われてみせていただくと原因は…

手首や腕にあったということもあります。

どういうことか？

なんで痛い場所とかけ離れたところに問題があるのか？

を説明すると…

右のお尻が痛い患者さんです。

まずこの方はパソコンを頻繁に使う方でして手首をよく使います。

手首を使いすぎて筋肉が縮んでしまい伸びなくなります。

そうすると他の場所が代わりに頑張ってくれます。

代わりに頑張ってくれたのが上腕二頭筋(力こぶの筋肉)です。

頑張ってくれた結果、上腕二頭筋も筋肉が縮み硬くなりました。

手首も腕の筋肉がうまく使えなくなると、また代わりに頑張ってくれる筋肉が出てきてくれました。

それが今回痛みが出たお尻の筋肉です。

なので元々の原因ではないんです。

元々は手首だからです。

ちなみに本人が自覚がない手首と腕を触ると痛いです。

そこで初めて理解できます。

なのでお尻に施術をしても症状は変わりません。

この場合は手首と腕を施術します。

施術後はお尻の痛みはなくなりましたよ。

痛い場所に問題があることもありますが、多くの場合が痛い場所に問題がないので

悩まれている方はあきらめないでくださいね。

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