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【中腰の動作で腰が痛くなる人の問題は?】
こんにちは。
新潟県新発田市の整体すった家のすずきです。
本日もお願い致します。
中腰の動作で腰が痛くなる人。例えば草むしりとか玄関の掃き掃除、お風呂の掃除、食事の支度など生活をしている中で、中腰になる、上体を屈めるという動作は非常に多いと思います。その動作をすると腰が重たくなり痛みが出てくるという方は実は非常に多いです。
なぜ、腰が痛くなるのか?これは様々な原因が考えられます。見方としては筋肉が固くなる場所、姿勢、体の軸、重心などを見ていくのがよいとは思いますが、人によって問題が違うので、今回に関しては重心で見た場合にします。
重心で見た場合、前かがみ、中腰で痛みが出る人は、その動作つまりは、前屈動作(中腰や前かがみの動作)の際に重心を置く位置が間違っているということです。まず、中腰や前かがみをするというのは動きでいうと前屈の動作になります。
これを理解していただきながら、ちょっと前屈してみてください。立った状態でお辞儀をする動作です。または下にある荷物を手にとるような動作ですね。この時に自分の重心がどこにあるのか?意識してください。
この動作で腰が痛い人は自分の体の重心が足の前方にあります。つまり自分の体全体が前に倒れていきそうな状態を作っているということです。でも体が前に倒れたくはないので、体のどこかで踏ん張ります。これも自分で実際にやってみて感じて下さいね。
踏ん張るということは筋肉を固くして頑張っているということです。それが毎回、くり返し、長時間、やっていると…想像できるかもしれませんが頑張っている筋肉が固くなりすぎて、もう伸びることも縮むことも出来なくなります。そうすると他の筋肉が代わりに頑張らないといけなくなります。このようなくり返しで自分で自分の体を悪くしているということなんです。
ではどうすればよいかというと、体の重心のところまで戻って頂いて、前屈の動作をする場合に自分の重心を足の前方ではなく、自分の両かかとに持ってきます。これは文章で理解できるか分かりませんが、かかとにもってきている状態で前屈するのです。
膝は曲げても大丈夫ですし、両足がそろってなくてもいいです。ただどのような状態でも前屈動作をするときは重心はかかとにある。この状態であれば体が前方に倒れそうになるという状態が回避できるので、筋肉が頑張る必要性がないのです。なのでぜひやってみてくださいね。