こんにちは。
すずきです。
本日もお願い致します。

本日はほんとに必要なこととは何か？という部分です。
整体院ですから多くの場合、体の痛みやしびれなどで来院する人が多いです。
表向きにこれらの症状を改善していくのは「その症状」に目を向けることでしょう。

しかし本当の意味でこの体の不調を考えていくと、その人の「生き方」が出ていることに気が付きます。例えば頑張り過ぎていることに気が付かない、いつも考えすぎていて頭がパンパンであったりという所です。

「それがどうしたの？」「みんなそうでしょう？」と思うかもしれませんが、ほとんどの人がこのことを深く考えていません。自分のことはあまりわかっていないのです。

ある程度の歳になると身近で病気で亡くなる人が出てきます。それを見て明日は我が身ではないだろうか？と日々不安になってそれについて考えている人。病気にもかかっていないのにそれを考えて元気がなくなっている人がいたらどう思いますか？

これと同じように多くの人が自分に起こってもいないことで日々考え事をしています。いわゆる未来の不安です。起こっていないことに対して今を不安に考える。これが日常だとしたらどこか体が痛み出してもおかしくはないですね。それとも自律神経失調症なんて言われるかもしれません。

頑張り過ぎている人は自分が頑張り過ぎていることに気が付いていません。「力を抜いて」なんて言ってもわかりません。抜き方が分からないといいます。そのぐらい体の感覚がおかしくなっているのです。

その時だけの施術をしても、継続して施術をしても「そのこと」に自分が気が付かないと症状なんてすぐに戻ります。施術者が治してくれるのではなくて、自分がそうしていたことに気が付かせてくれる施術者が本当に必要な世の中になってきたのだと思います。