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【すった家の過去から今までの話】

こんにちは。
すずきです。
本日もお願い致します。

最近頭の中で自分のこの院を振り返ってみました。
最初はこんなだったなーとかこんな考えしていたなーとか。
今日はそんなお話です。

すった家を開業したのが平成27年10月でした。
7年前になります。
それまでは接骨院や介護施設の機能訓練士をしてました。

開業したばかりのころは「1回で完璧に治す」整体院を目指していました。もちろん1回で治る人もいれば、そうではない人もいました。「なぜなんだろう?」「自分の技術が足りないのではないか?」当然のようにそう考え技術を求めて様々な手法を取入れました。

様々な技術や考え方を取り入れて自分で考える日々。
ある時「あ、こういうことなのか!」と自分で腑に落ちた感覚がありました。

そもそもの話になりますが、痛みやしびれは「結果」です。痛みやしびれが出しているのは何が問題なのか?「原因」ということですが、誰が?何で?という視点でみますと痛みやしびれで苦しんでいる「その人」に問題があるということになります。

当たり前と言えば当たり前ですがなかなか気づかないものです。ご本人も気づかないです。そしてなかなか納得もできません。「じゃあ何が問題なのか?」となりますが、これはよくある猫背が…とか足を組むから…とかカバンを片方の肩で…とかそういうのではなく、もっと自分が当たり前で気づかない部分にあるように感じます。

例えば、自分のすごく親しい友人が毎日仕事が残業続きで休みもないとか、毎日人間関係で悩んでいて頭がパンパンになっていたりとか。それを近くで見ているあなたはこのままじゃこの友人は病気になってしまうのではないか?心が病んでしまうのではないか?と思うはずです。しかし、これが自分の身に起こっているとしたら…?自分では気づかない人が多いのです。

つまりは「頑張りすぎている」ことに気づかない。自分の身が限界になっていることに気づかない。ということが起こりえます。体はあなたにこれ以上無理をさせないために「症状」を出すでしょう。つまりはこれがあなたが今悩んでいるものになります。

しかし多くの人がこの症状をすぐに消そうとします。本当であればこの体が出した症状はあなたに「ちょっと休みなさい」とか「ちょっと考えなさい」とか気づいて欲しいために出しているのにあなたはこれに目をつぶってこの症状を消す手段を考えている。ということです。

そしてまた頑張る日々を繰り返す。それが続けばどうなるのか?を考えればもっと大きなあなたが入院しなければなないような(強制的に動きを止める)症状を身体は出すでしょう。そうでなければあなたがしんでしまうからです。

そう考えると、私が出来ることは痛みやしびれを取るというだけが仕事ではないという考えになりました。困っているあなたが「自分を見つめ直す」「自分に意識を向ける」というところに気づかせていく。ということなのかと思います。

今の社会のシステム上、自分が何も考えないで物事が進んでいくという環境にあります。会社に行って仕事して、税金を払って、自分で何かを判断して生きていることが薄れているのです。だから自分で自分のことをじっくり見ていくことなんてまずしないです。だから自分のことが一番わからないのです。

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