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【新潟県新発田市】あごのカクンという音が気になる、顎関節症の女性患者さんの改善例

あごが開けにくい。

開けるとカクンと音がする。

たまに痛みもある。

そのような患者さんです。

歯医者さんでは顎関節症といわれています。

 

お医者さんとは見方が違うかもしれませんが、

・物をかむ回数が少ない

・唾液が出ていない

その視点から見ていくと良いかもしれません。

 

唾液を多く出すには、かむ回数を多くしなければいけません。

そもそも現代の食事は柔らかい食べ物が多いですから、かむ回数がそんなに多くなくても食べられてしまいます。

でも基本的にかむ回数が少ないはずです。

なので、まずはかむ回数を多くします。

一口に30回~40回。

これは多いと思われるかと思いますが、それくらいしないと唾液をしっかり出せません。

 

唾液は唾液腺というところから出ます。

その唾液腺に刺激を与える必要があるんですね。

かむという動作は唾液腺に刺激を与えます。

だから必要になります。

 

唾液が出ると、唾液腺は柔らかくなります。

出ないと固いんです。

それを触るとコリコリしていてまるで凝っているようです。

 

さて、この患者さんの施術もこの唾液腺を刺激して唾液を出していきます。

唾液腺には3種類あり、耳下腺、顎下腺、舌下腺と言われます。

 

耳下腺は耳の下にあります。

顎下腺はあごの周辺。

舌下腺は舌の周辺。

 

この方の場合は、顎下腺が固かったのでそこを刺激します。

刺激して唾液を出して、唾液をゴクンしてもらいます。

 

そうすると顎下腺は柔らかくなり、口の開け閉めが楽になります。

これでもカクンという音が緩和します。

お家で良くかむことと、顎下腺の刺激の仕方を教えました。

 

 

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