ブログ
【新潟県新発田市】左腰の痛みで仕事に支障が出ている患者さんの症例(反省…)
前屈と後屈時に左腰の痛みが出てくる。
仕事をしていても痛みがある。
寝る時にどんな姿勢でも痛みがあり、寝れない。
そのような症状の患者さんです。
この患者さんは以前に左肩の痛みでいらっしゃったことがありまして、2年ぶりです。
以前に来られているということで私自身、気楽になんとかなるだろうと思って施術に臨みました。(後に後悔…)
施術を行うにあたり、様々な考え方があります。
私自身、今までの師匠やセミナーに参加して学んだことがある中で、施術時にはそのような見立てをして施術をしていくわけです。
ただこの時には、先述したように先に何とかなるよね。以前もすぐに良くなったんだし。
という考えが先にあったため、通常の施術に対する考え方とは違う入り方をしてしまいました。
施術をしても良くならない…
この考え方ではどうかな…
これもダメか…
というように、なかなか解決できません。
糸口も見当たらない。
1時間が経ったときに、どうするか?
今回はダメだったとあきらめてしまうのか?
それとももっとやってみるか?
でもこれ以上は…
一度自分の気持ちを落ち着かせて、心を真っ白にしてみます。
何も考えないで、ただただ患者さんのお身体を眺めてみます。
そうしたら、勝手に自分の手がその患者さんの左腕を触っていました。
ここは以前の症状の時に施術した所。
あ、そうか。
そういうことか。
と自分の中で点が線になりました。
この左腕の施術によってこの腰痛は改善することになります。
この機会は私にとっては、「思い込み」の反省が出来た機会でした。
ありがたいです。