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日常の姿勢の問題で腰痛が出ている患者さんの症例

椅子に座っている時に腰が痛い。

運転時にも腰が痛い。

座っている時以外は腰は痛くならない。

このような症状の患者さんです。

 

この場合は、「座っている時以外は痛くない」という所に目を向けてみることが大事です。

例えば、腰に問題がある場合は立っているだけで痛いとか、動きの中での痛みなどがある場合がほとんどです。

しかし、座っている時だけ。というその時だけの場合は腰の問題ではないことがあります。

 

この場合は、「座り方」特に座った時の「体重のかける場所」に問題がありました。

椅子に腰を掛けた時に、自分の上半身の体重をどこに持って来ればいいかというと、お尻で椅子に座っているのでお尻に体重がかかっていれば問題ないです。

足が地面についている場合は、お尻と足の裏で自分の体重を支えるイメージで良いです。

 

今回の場合は、座った時に背骨を曲げて(猫背が悪いということではなくて)、その曲げた背骨に自分の上半身の体重をかけている状態だったことが問題でした。

背骨を曲げて座っていたということが問題ではありません。

 

曲げた背骨に対して体重をかけていたことが問題です。

それによって、背骨が圧迫されて腰が痛いという感覚になっていたわけです。

実際に座り方はそのままで、自分の体重をお尻にかけて頂くと(重心を変える)腰に痛みはありませんでした。

 

このように、自分の日常に問題がある場合がほとんどです。

だからちょっと今までと見方や考え方を変えるだけでも、解決することが多いのです。

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