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首の痛みと強い肩の凝りに悩む女性の症例

マットレスを変えて朝起きたら首が痛くなった。

2カ月くらいその痛みが続いている。

整形外科でのレントゲンでは問題はなかった。

最初は首が痛かったが、そのうちに肩が強烈に凝ってきた。

という症状の女性です。

 

首が痛いという症状を持つ人は「痛くて動かすのがイヤだ」というケースが多いのですが、今回の場合は「動かすと良い」というケースでした。

特に首を反らすと気持ちが良い。

 

そういう場合は身体が気持ちが良い動きをしてあげれば良い結果に繋がります。

首を反らす動作をするのですが、この時に私はそれをサポートします。

 

仰向けで抵抗をかけながら首を反らしていくと、背中も反らした方が気持ちが良い。

肩も後ろに動かした方が気持ちが良い。

というように、自分でどう動くと気持ちいいか?を結び付けて身体を連動していきます。

 

気持ち良さがなくなったら、脱力します。

これを何回か繰り返すと首の痛みはだいぶ楽になりました。

 

肩の凝りもこれで取れれば最高なのですが、まだ凝りがあるようでした。

肩周りは、筋肉や皮膚がへばりついている状態でしたので、はがしていきます。

骨に張り付いていて、筋肉や皮膚が固くなり、伸び縮みできない状態と考えてくれればよいかと思います。

 

筋肉や皮膚をはがしてみました。

これで、肩の凝りが取れれば良いのですが、まだ肩の凝りは残っているようです。

 

となると、筋肉の緊張や凝りは取れてきたけれども、肩が凝るという感覚が残っている。

ここで、筋肉に目を向けるのではなく、関節の可動域に目を向けます。

身体の関節の可動域を出してあげます。

 

そうするとこれまた「気持ちが良い」と言います。

可動域を出したら、肩の凝りはなくなりました。

めでたし、めでたし。

 

今回は、「気持ちが良い」という身体の感覚を導いていったことで症状の改善になりました。

症状が改善する答えは自分が持っています。

それを導いたり、キッカケになるのが施術者のお仕事ですね。

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