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【新潟県新発田市】頭痛で仕事を休むこともある女性の患者さんの症例
台風の時期になると頭痛がしてくる。
気温や寒暖差にも敏感になっている。
仕事が忙しくなると頭痛がする。
頭痛薬を飲まないと不安になる。
このような患者さんです。
目標は不安から頭痛薬を飲んでしまうことから離れたい。
つまり薬を飲まなくても頭痛がしない状態がゴールになります。
仕事は事務。
パソコンをほぼ1日中している。
目の疲れや肩こりもある。
今は頭が痛くはないがボーっとする。
この患者さんの場合は、頻繁に使う「腕」にありました。
腕は前腕と上腕と別れて呼ばれています。
前腕は手に近い方で、上腕は肩に近い方です。
前腕の肘付近の筋肉がコリコリと膨らんで固くなっています。
親指と人差し指の間の水かきの部分もカチカチに。
これは指や手を頻繁に使う人に多く見られます。
上腕は上腕三頭筋と言われる筋肉(力こぶの筋肉の裏がわ。腕の後ろ側)
が緊張しています。これは伸ばされすぎて緊張しているようです。
まずはその箇所を施術します。
筋肉を緩めて、相当楽になりました。
ご本人も頭に血が伝わっていく感じがするといいます。
次に可動域を出していきます。
これは、肩甲骨や首、の可動性を出し、それらに付随する深部の筋肉を緩めます。
これで、ほぼ問題なく可動域や来院時の頭がボーっとする感じもなくなりました。
目標である、薬からの脱却に向けてゴール設定をしていきます。